尾道洪水ハザードマップは広島県尾道市の御調川、藤井川、本郷川の浸水想定区域図と洪水災害に対応した避難所と緊急避難場所をGoogle mapに表示しました。
水害を想定し、現在地から尾道市の避難所や緊急避難場所への経路検索が出来ます。

スマホで見る方はGoogle mapアプリを下記からダウンロードして下さい。
GISデータ
- 国土数値情報 浸水区域データ
「出典:[国土交通省国土政策局「国土数値情報(浸水想定区域データ)」をもとにDoDon blogが編集・加工」]
- 避難所 オープンデータのカタログサイト
- 緊急避難場所 国土地理院
操作方法
スマホ版

スマホのGoogle mapアプリが起動します。

2.調べたい箇所の浸水想定区域をタッチして下さい。
タッチした箇所の浸水想定区域の情報が表示されます。
左下の詳細情報をタッチしたら詳しい情報が閲覧出来ます。

3. 詳細情報でより詳しい情報が閲覧出来ます。

4.現在地から避難所や祭の緊急避難場所を探すことが出来ます。
避難所や祭の緊急避難場所をタッチして下さい。
右下の経路ボタンをタッチしたら経路検索が出来ます。

5.開始ボタンをタッチしたらナビが開始されます。

6.尾道洪水ハザードマップを終了する時は右上のレイヤ切り替えボタンをタッチしたらウィンドウが開きます。
尾道洪水ハザードマップをタッチしたら終了します。
Web版

1.尾道洪水ハザードマップの右上の拡大ウィンドウを左クリックして下さい。
お使いのブラウザで尾道洪水ハザードマップが起動します。

2.調べたい箇所の浸水想定区域を左クリックして下さい。
左クリックした箇所の浸水想定区域の情報が表示されます。

3.現在地から尾道市の避難所や緊急避難場所を探すことが出来ます。
避難所や緊急避難場所を左クリックして下さい。
避難所や緊急避難場所の詳細情報が表示されます。
を左クリックしたら避難所や緊急避難場所の経路検索が出来ます。

4.出発地を左クリックしたら、現在地を左クリックで現在地から避難所や緊急避難場所までの経路検索が出来ます。

5.避難所や緊急避難場所の経路が表示されます。
西日本豪雨での浸水被害
昨年の西日本豪雨の浸水被害は22河川で堤防が決壊し、水位上昇による、氾濫は163河川でした。
広島県内では、12河川で堤防決壊が起こり、氾濫は80河川でした。
尾道市の隣の三原市では、沼田川が氾濫し、沼田川の支流、5箇所で、堤防が決壊しました。周辺地域で、約180戸が床上、床下浸水しました。さらに犠牲者も出ました。
なぜ、沼田川で集中して河川の堤防が決壊したのか、記録的豪雨により、ダムの水位が上がり、放水量を増水していました。そのことにより沼田川の水位が高く、支流からの水が流れず、合流付近で河川の氾濫、堤防の決壊が起こりました。
なぜ、避難が遅れたのか。事前に県から市に連絡があったのですが、市から住民への情報発信が無く、避難が遅れたのが原因です。
洪水・浸水ハザードマップの有り方
県や各市町村は洪水・浸水ハザードマップを作成しています。昨年の西日本災害での浸水した区域はほぼハザードマップの想定浸水区域と一致していました。しかし、住民への周知の徹底が出来ていません。周知が出来ていても、リスクを実感出来、早期の避難を実行出来なければ意味がありません。
日頃から、個々の防災意識を高めていく事が減災に繋がると私は思います。
洪水ハザードマップで何が出来るか
- 避難勧告が出た時に現在地を確認し、避難を円滑にすることが出来ます
- 避難勧告時に消防団が何処の地域が危険か把握することが出来ます
- 地図上での現在地からの避難所及び緊急避難場所までの経路検索
- 消防団や自主防災組織が主体とした避難訓練
- 小学校の生徒が街中での避難訓練や防災教育
- 新たな避難所や緊急避難場所の計画